一般205床の急性期病院。患者の尊厳を最優先に、地方に位置しながらも、公的病院では全国初となる全室個室・シャワー付の病室を設けた。1看護単位41床の病棟は、一般・有料・重症の三つのゾーンに明確に分割し、看護必要度に応じたユニットの形成に対応する。外来は予約・紹介と救急・予約外の二つのゾーンに分割し、予約・紹介外来においては診察室から患者を動かすことなく受付から会計までワンストップで完結する診療を目指している。また西向きを避けた病室配置、エネルギーサービス事業によるコ・ジェネレーションシステムや屋上緑化など、LCC・LCCO2の低減も図った。
所在地 | 長崎県長崎市 |
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用途 | 病院 |
構造・規模 | S造+RC造 地上9階 |
建築面積 | 4,754㎡ |
延床面積 | 22,094㎡ |
敷地面積 | 7,683㎡ |
掲載 |
近代建築 2009年11月号 九州建築選 第4回 建築九州賞作品集 |
受賞 |
2018年 第20回 長崎市都市景観賞 2011年 第4回 建築九州賞(作品賞JIA特別賞) |
PHOTO | HIROYUKI KOUNO |
備考 | (日本設計在籍時の作品) |